STORY

かつては遮るものが無く、まるでブルックリンのような青い空が広がっていた「問屋町」。50年前、ここは野田から中仙道に至るまで広大な田んぼに囲まれた場所でした。野田からここに来るには、県道を通るかそれとも川船で来るしかありませんでした。

しかし、今では敷地内に画一的な中高層マンションが立ち並び、かつて見えていた青い空やノスタルジーを感じさせていた昔の古き良き時代の雰囲気がなくなりつつあることをとても悲しく思っていました。

今では、周辺を見渡すと同じような建物ばかりが目につく、どこにでもあるような普通の風景が広がっています。

このままでは問屋町の良さが無くなってしまうとの思いがふと頭の中をよぎり、自らが問屋町の持つ魅力的な雰囲気を問屋町周辺にも拡げていきたいと思い始めた結果、今回の企画に至りました。

問屋町のファンが集まる集合住宅。休日には入居者同士が一緒に問屋町にランチに行くような、ご近所付き合いのあるコミュニティになることを期待しています。